2024パリオリンピックの柔道団体戦で3勝3敗で勝負がつかなかった時に代表戦を行う際、デジタルルーレットが登場しました。
このデジタルルーレット出現に困惑する人が続出。
しかも、なんだか思った通りの結果…ということでやらせでは?との声も。
そんなデジタルルーレットについて詳しく調べました。
オリンピック柔道にルーレットが登場
柔道混合団体戦で、3勝3敗と決着がつかなかった場合、デジタルルーレットにより選ばれた体重区分の選手同士が試合を行い勝者が決まります。
今回、パリオリンピックで初登場となったデジタルルーレットに視聴者は困惑。
そして、大多数の人間が聖火ランナーのアンカーを務めたフランスの英雄であるテディ・リネールの階級である+90が出るのでは…?と思ったことでしょう。
実際ネットでも、不正を疑う声が多くありました。
たとえ不正が絶対になかったとしても、不正を疑いたくなるようなデジタルルーレットには納得いかないですね。
では、そんなデジタルルーレットはいつから使われるようになったのでしょうか。
デジタルルーレットはいつから使われている?
物議を醸すデジタルルーレットの使用ついては以下になります。
・デジタルルーレットの使用はパリオリンピックが初めて
・国際大会では数年前から使用されている
詳しく見ていきましょう!
パリオリンピックが初めて。しかし数年前から使用されている
そもそも、柔道の混合団体戦は新しい競技で、2020年の東京オリンピックから始まっています。
東京オリンピックの決勝戦では、今回と同じく日本VSフランスでしたが、代表戦に行くことなく1勝4敗で日本が敗退しています。
リベンジだっただけに、より悔しい結果でした。
なので、柔道でデジタルルーレットが登場したのは、今回のパリオリンピックが初めてになります。
IJF=国際柔道連盟によりますと、今大会の抽せんにはコンピューターの専用のソフトが使われていて自動で階級が選ばれるということです。また、このシステムはすでに国際大会では数年前から使われているということです。
引用元:NHK
数年前から使われているということでしたが、どの大会に使われているのかまでは分かりませんでした。
オリンピックでは今回が初めての使用となるため、初見の方も多かったのではないでしょうか。
デジタルルーレットに対する批判は日本以外でもあるようで、フランス柔道連盟の会長から以下のような反論がありました。
フランス柔道連盟のステファン・ノミス会長は、母国のラジオ局『RMC Sport』などで「ルーレットのボタンを押すのは我々ではない。国際柔道連盟がやっていることだ」と反論。さらに「不正がないようにIOC(国際オリンピック連盟)が管理している。
引用元:yahooニュース
本当に❝イカサマ❞が無かったとしても疑われるような仕組みは問題ですよね。
世間の声としては、
・あみだくじ
・人生ゲームのルーレット(のようなもの)
・くるくる回った的にダーツを投げる
など、アナログな方法で決めた方が納得がいくとの声がありました。
どんな手段でもイカサマは出来てしまいますが、デジタルという不透明さが不満の原因だったようです。
オリンピック柔道のルーレットはいつから始まった? まとめ
デジタルルーレットの使用は、
・パリオリンピックが初めて
・数年前から国際大会では使われている
・やらせの可能性はないと否定
でした。
今回のパリオリンピックは開会式や選手村の環境、誤審など様々な不満が多かったために、デジタルルーレットも批判の的になってしまいました。
今後はデジタルルーレットがどうなっていくのか気になりますね…!